平成20年の統計局人口推計によると日本の総人口数は127,734千人。

シニアビジネスを考える時に注目されるのが団塊世代で9640千人。55-59歳の人口は全人口の8.1%を占めている。また、55歳~64歳は14.8%、65~74歳は人口の11.5%となっている。当社では55歳~64歳を「アクティブシニア」、65歳~74歳を「アクティブシルバー」と定義している。

ここ数年シニアビジネスが注目されてきた理由はその消費の中身よりも団塊世代と言う「塊」の大きさに所以する。不揃いの人口ピラミッドは団塊世代、アクティブシニア世代が多いことを示している。

ソース:統計局 人口推計月報

下のグラフは人口全体のグラフである。団塊世代の成長と共に、人口バランスは崩れてきた。高度成長気の1960年代は20%をきっていた50歳以上の人口が2008年には42.7%に達している。

従来市場の担い手は20歳台を中心とするワカモノであったが、若手市場の担い手も30歳台前半、つまり団塊Jr.にシフトしており、その子供達と「仲良し親子」である団塊世代の消費行動は今後ますます目が離せない。

ソース:総務省統計局統計調査部国勢統計課「国勢調査報告」

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