年齢層ごとの患者数年齢の増加と共に、長く入院する人が多くなっている。しかし短期入院の人が少なくなっているというわけではなく、短期入院も長期入院も増えていて、長期入院の増加割合がとても大きいということである。50代になると短期も長期も、入院患者数が劇的に増加する。特に、3年以上入院する患者の数が突出する。高齢になるにつれて、重病にかかるリスクが増え、また軽い病気・怪我でも治りづらくなるからだろう。患者数の年次推移平成11年から患者数はさほど変化していない。在宅医療の見通し入院患者のうち、在宅療養できると答えたのは41.6%、在宅療養できないと答えたのは37.5%であった。在宅療養できないと回答した人の、在宅療養を可能にする条件は、家族の協力が39.8%で最も多かった。それについで、入浴や食事などの介護が受けられるサービスが39.8%、療養のための部屋・手すりの設置等の改築が31.9%となった。在宅医療の障害となることは、家族の協力や家屋の改築などの、普段の生活に関する問題であることが多いようだ。ソース:平成19年我が国の保健統計

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