シニア層、中高年に人気の健康食品、『セサミン』『皇潤』『グルコサミン』。
皆さん、ご購入されたことはありませんか?

今回、社内でシニア向けのキャンペーンサイトを設計することになり、
この大人気商品のサイトをベンチマークしていました。

どれも縦に非常に長い、いわゆる「楽天メソッド」的なデザインですが、
よく見ると、コンテンツの構成に共通したあるパターンを見つけることができました。

ユーザーの購買意欲を高めるこの黄金パターン、
後述する標準的なコンテンツエリア比率と共に、
今後のキャンペーンサイトデザインの参考にしていただけたらと思います。

 

今回チェックしたサイト


サントリー『セサミン』:ページ長さ4880px



エバーライフ『皇潤』:ページ長さ9122px



大正製薬『グルコサミン』:ページ長さ11167px

 

不安をあおる⇒買うべき理由⇒商品特徴の紹介⇒ユーザの声

結論から言うと、3つのサイトとも、
このストーリーが綺麗に織り込まれていました。

不安をあおる: 「最近、こんな困った症状はないですか?」
買うべき理由: 「その症状を治すためには、こんな栄養が必要です」
商品特徴の紹介: 「この商品は、その栄養がたくさん摂れるんです!」
ユーザーの声: 「私も使ってます!こんなに元気になりました」

各サイトにストーリーを割り当てた図はこちら。

 

その後、各エリアの縦方向のピクセル数を記録し、
全体に対する割合を集計したのが下記の表とグラフになります。



どうでしょう?なかなか綺麗な結果になったと思いませんか?

 

「黄金パターン」を使ってシニアの心をつかむ

今回得られた「購買意欲を高める黄金パターン」とその比率はこちらです。

  • メインビジュアル:1割
  • 不安をあおる:1割
  • 買うべき理由を述べる:1割
  • 商品の特徴アピール:2割
  • ユーザーの声:2割
  • 購入スペース:2割

各サイト、詳細な割合は違うものの、おおよそ似た傾向が見られました。

私たちが通常デザインしようとすると、メインビジュアルのあと、
すぐに商品やサービスの説明に入ってしまいがちですが、
うまく購買意欲を高めるためには
ユーザーの“気持ちをデザイン”することが大切になってきます。

この黄金パターンを見て、『進研ゼミ』の漫画も似ているなと思いました。
昔から人を惹きつけるストーリーは変わらないんですね…。

【画像あり】やったー進研ゼミから漫画が届いたよーwwwwwww|キニ速
//blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3285312.html

キャンペーンサイトのデザインに迷った時は、
この「黄金パターン」を使ってシニアの心を“グッ”とつかんでしまいましょう!

 

マミオンではシニアにグッとくるサイト設計のお手伝いをしています。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。

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