「午前5時」から始まるアクティブシニアの朝活事情

ここ数年ブームが続いている『朝活』
少し早起きをして出勤前にこうした活動をしている方も多いと思いますが、
みなさんの普段の起床時刻は何時ころでしょうか?

ちなみに私の場合は、平日は毎朝8時に起きて8時45分に家を出て、
パソコン教室に着いてから朝食としてカロリーメイトをかじるという
朝活とはまったく縁のない生活を送っています。

 

先日、パソコン教室に通われる生徒さん4名に
普段の1日の生活についてヒアリング調査を行う機会があったのですが、
みなさん、起きる時間が早いのに驚きました。

よく「シニア層の朝は早い」と言われますが、
その時間に一体何をやっているのか?聞いてみました。

 

朝食前からアクティブに活動!

就寝時刻、起床時刻、朝食前の活動を以下の表にまとめました。

年代 就寝時刻 起床時刻 朝食前にやること
60代男性 22:00 5:00 散歩・ジョギング
70代男性 23:30 6:00 ラジオ体操
家周りの掃除
60代女性 23:00 5:30 朝食の支度
家族のお弁当作り
70代女性 23:00 5:30 ウォーキング1時間

一番早い方で5:00、遅い方でも6:00には起きていらっしゃいます。
そして朝食前に「外に出て」、運動や家事を済ませる方が多いのがわかります。
その後帰宅し、朝ドラを見ながら朝食を食べるという声も多かったです。

私なんかは起きてから30分くらいはボーッとして動けないタイプなのですが、
上記の方々は朝食前に一汗流してきているわけですね。

 

ちなみに就寝から起床までの睡眠時間を計算してみると
だいたい6時間半ということになります。

個人的にはもっと多いイメージを持っていたのですが、
あまり若い年代とも変わらないようです。

 

床に入ってぐっすり眠るアクティブシニア

厚生労働省のまとめによると、
60-70代ではやはり起床時刻が6:00前の方が多いようです。


画像参照:高齢者の睡眠|e-ヘルスネット

また興味深いのは、ベッドの中にいる時間は歳と共に伸びるのに対して、
実際に眠っている時間は歳と共に短くなる様子が見られるところです。

こちらのデータと比較すると、今回お話をうかがった方々は
それほどベッドの中の時間と睡眠時間の間にズレがなく、
日中にやることを見つけてうまく生活をされているように感じます。

実際、みなさんパソコン教室に進んで通われるだけあって、
他にも趣味や参加されているコミュニティが多いんです。
中にはウォーキングサークルを3つ掛け持ちしていますという声も…。

 

「朝」や「午前」の利用シナリオを考えよう

厚労省のまとめや今回のヒアリングを通してわかるように、
シニア層の時間の使い方の特徴として「朝食前の時間」が挙げられます。

以前の日経新聞にも、ネット通販のピークは午前11時という記事が掲載されましたが、
こうした朝型の生活を考えるとそれも納得がいくなと感じました。

シニア層が使う商品やサービスを設計する際は、
ぜひ「朝」や「午前」の活動を背景としたシナリオを考えてみてはいかがでしょうか?