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情報通信機器の保有状況
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最近はスマートフォンやタブレット型端末といった、情報通信機器に様々な展開が現れている。そのような中、2010年度の通信利用動向調査の結果が先日公表された。以下のグラフは、世帯ごとの情報通信機器の保有状況について比較したものである。
世帯主が40代の場合に多くの情報通信機器で保有率のピークが生じ、それ以上の世帯では減少する傾向がみられる。
やはり携帯電話はかなり高い普及率を誇っており、世帯主が60代までは、90%以上の世帯で保有されている。続いてパソコンも普及率が高い。
それ以外の機器は、ピークでも60%の壁を越えられないでいるものが多い。携帯・パソコンといった"必需品"との差がくっきりと見えるようだ。
若年~中年世帯では
携帯、パソコン、ワンセグ携帯、ETC、カーナビ、ゲーム機
の保有率が高く共通しているが、
高齢者世帯では
携帯、パソコン、FAX、カーナビ、ETC、ワンセグ携帯
という順になっている。
世帯主の年齢が50代を越えて上昇するにつれて、ゲーム機やワンセグ携帯といったエンタメ機器よりも、FAXや自動車関係機器といったより実用的なものが存在感を表す結果となった。
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データ出典
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通信利用動向調査