JR東日本 ジパング倶楽部大人の休日

コンテンツが少ないせいもあるが、すっきりしたページとなっている量は少ないが、読み物としては十分読み応えがある。「ジパング倶楽部への入会」という目的は達成している。いくつものジパング倶楽部が存在しているが、検索のされやすさという面でも他のジパング倶楽部を大きく離していた。

◆トップページ

大きな文字で、コンテンツの区分けがきちんとされているために非常にわかりやすい。ただし、タグラインの所に思いを詰めすぎている感があり、もう少しスッキリしていても良いだろう。

まず、大人の休日とジパング倶楽部、大人の休日とコンシェルジュの違いが解りにくい。コンシェルジュは「シニアの旅応援、ナビゲート」という意味で使われているが、コンシェルジュのところをクリックする事は無い。(気付きにくい

ただし、写真がふんだんに使われていて、読み物として興味を抱かせる事ができる。「はじめませんか 大人の休日」など、話し掛ける言葉の使い方は親近感が湧く。他社には見られない工夫のひとつである。

◆検索ページ

検索ページは無くツアーが一覧で表示される。

紹介されている旅の数が少ないため、非常にスッキリと見やすくできている。また、旅の題目が「癒しの旅」「学ぶ旅」など、旅の目的を明確にしているので、その旅から何を得る事ができるか解りやすく、意識の高いアクティブシニアには受けいれられる。

残念なのはページの右にある「会員誌の特集から」が全くリンクできないこと。会員以外は雑誌のページ写真だけしか見られない。

少しだけ大きく見せることで非会員に期待を持たせ、会員獲得に誘導できればさらに良いであろう。

◆詳細ページ

文字も大きく、写真も多く、購入意欲をそそるが、会員専用という仕組み上、問い合わせ先等が掲載されていないのが残念である。旅行日程のわかりやすさなどは抜群であった。

◆入会ページ

唯一入会のページだけがわかりにくい。同じジパング倶楽部のJR東海の方が図解されていてわかりやすい(が、今確認した所、改悪されてしまいました。)フレームで区切ってあるため、幅がどうしても狭く感じられる。区切りを上手に使って、スクロールのストレスを感じさせないことが必要。

アクティブシニア・シルバーがストレス無くウェブサイトを利用できるユーザビリティを

(2004年2月)

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