日本と世界の高齢者比較 家庭生活の状況 その1

日本と世界の高齢者比較 家庭生活の状況 その1

この記事は、日本と世界の高齢者について、それぞれの家庭生活の状況についての調査結果をまとめたものである。データは平成22年 第7回 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果のものを使用している。
 

■家事の従事状況

どの国も「自分がしている」「配偶者あるいはパートナーがしている」がかなりの割合を占めているが、それ以外の項目では微妙に差異がある。例えばアメリカではホームヘルパーの利用がほかに比べて盛んであるようだ。また日本や韓国では同居している子供や他の家族・親族に頼るケースが他の国よりも多い。
 

■夫婦の時間

基本的にどの国の高齢者でも、夫婦一緒に過ごす時間を持つようにしているようだ。しかしながら日本や韓国では、夫婦がそれぞれの時間を持つようにする傾向が欧米諸国よりもやや高かった。
 

■家族の生活に果たす高齢者の役割

アメリカでは男女ともに家族の生活で多くの役割を高齢者が果たしているようだ。特に男性は家事、家族や親族の相談相手、家計の支え手、家族親族の長と、幅広く活躍している。

日本の高齢男性は家事を担っていると回答した割合は他の国に比べて圧倒的に少ないが、しかしそれ以外の面では他の国の男性に負けない活躍を見せている。特に家計の支え手であると回答した割合は、5か国の中で一番高くなっていた。

また、男性のほうが女性よりも役割を多く担っている国が多いが、スウェーデンだけはそれが逆になっていた。
 

■データソース
平成22年 第7回 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果
調査対象者:日本、アメリカ、韓国、ドイツ、スウェーデンの5か国の60歳以上の男女個人(施設入居者を除く)