若さと年を取るということ

シニアビジネス

弊社の運営する教室では、
小学生から90歳までと幅広い方にご受講いただいている。

若く見えると言っても、人は確実に年を取っている。
教えていると、若い人と30代と、50代と、70代とでは
違いがあることが解る。

また、同じ年代にも若さの程度の違いがある。
同じアクティブシニア世代でも、若さにはかなりの幅を感じる。

その差も考えながら「若さ」ということについて
考えていく。

見せかけの「若さ」ではないところに
シニアマーケティングのカギがあると思っているからだ。

年を取ると経験を積むことができる

20歳の人と70歳の人と話していると
圧倒的に経験が違うということを感じる。
生きた分だけの経験が積まれている。

経験には、成功体験も、失敗体験も含まれる。

成功は楽しいからもう一度やりたいし、
失敗はできる限り避けたい。

人はそうして誰しも大人になっていく。

若さの強さ

若い方と話していると、
失敗体験が少ない分、恐れを知らないと思うことが多い。

なにか新しい事象が起きたときに
「とりあえずやってみよう」と思う。

大人から見たら、「できなさそうなこと」も
とりあえず背伸びをしてがんばることができる。

新しいものを見ると、とりあえず手を伸ばしてみたくなる。
なぜならば、その後、それがどうなるか結果を知らないからだ。

そして、経験を積んで、大人になっていく。

年を取ると間違いをしないようになる

一方、年を重ねると今までの経験を活かして保守的になる。
保守的とは、「間違いを予見し、なるべく避ける事」だと思う。

新しいことを始めたいけど、
なるべくその結果が想像できるものであってほしい。

市区町村の催し物が人気なのも
値段が安いからだけではなく、
主催者が公共団体であるという「安心感」にも
つながっているところがあるからだ。

昔からの生まれつきな性格と
なるべく失敗したくないという恐れと
過去の経験を活かして楽しみたいという
そのバランスをとるのが、大人である。

見知らぬ世界にどんどん足を突っ込んでいくシニア層もいるが、
一般的には、そちらの方が珍しいのではないだろうか。

「いい年」が老化の始まり?

「いい年なのに」という批評めいた言葉は
若さ要素を摩耗させていく言葉だと思う。

(高齢にして挑戦し続ける人は「いい年で」になる気がする)

元々は誰もが若くて、
そして、今の若い人も誰もが年を取っていく。

若さには溢れる希望があって素敵なことで、
大人になって分別がついて、それも素敵なことだ。
だから、その2軸の間には、大きな溝があるわけではない。

あるとしたら、若い時にどのような生活をしたかの世代間の違いや
どういう層なのかという個別の層なのだと思う。

シニアビジネスを行うにおいて、
「シニアマーケットだから特別」とか
「今のシニア層は」「シニアビジネスが」等
大きくくくるものではなく、
その中の「層」に対して丁寧に対応していく必要がある。

そして、今から始めるシニアビジネスは、
数年先~いずれの自分の市場であることも
意識して丁寧に市場と向き合う必要があると思う。

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