1000人のチェロコンサート@神戸1000人のチェロコンサート@神戸 / bueen

先日いらした82歳の女性。
以前パソコン教室に通っていたという。
「インターネットは普通にできるの。でも、楽しくないの。
もっと、本当は、楽しいんじゃないかと思うのよ」

「たのしいインターネット♪」を標榜する自分にとって
「いんたーねっとがたのしくない」という人がいるのは
とても悲しいことだ。
たこ焼きに、たこが入ってないような、寂しい感じだ。

そこで、色々なお話をしながら
NHKオンデマンドのサイトを提案したら
突然その方の目がキラリンと輝き、

「私、この間見逃した番組があったのよ!
1本200円くらいで見られるの?すっごい嬉しい!
沢山見るんだったら945円?やっすい!
インターネット、超楽しいじゃない!」

と、とっても喜ばれた。嬉しい。

その「価値」、探されますか?

インターネットを「普通」にしか使っていない方は
比較的受動的に使うことが多く、
「便利なものを探したい」という欲求は少ない。
そのため、ただの「価値」であれば自らは探さない。

そんなものがあるとは知らないからだ。
無くても生きていける。
見逃した番組も、あきらめる。

件の女性からも、
「どうやったらこういうのが探せるの?」と質問をうけた。

一般的には、「あるなんて思わない」から
「探すことをしないのだ。」

喜んでも、そこに価値を見つけても、
誰かに教えてもらえるまでは、
自分では探せない・探そうと思わない・あるとは思っていない。

つまり、価値は、値段を安く感じさせる効果があっても
知らないサービスを探させるほどにはならない。

誰かに教えてもらうのを待つしかないのだ。

熱狂は探すほどの価値になる

一方で、好きな俳優さんについて調べるときの
シニア層の力はすごい。
時間にも余裕があるし、お金にも余裕があるので
ありとあらゆる熱意で、その人を調べ上げる。

(恋というのはすごいものだ)

なんちゃらディナーに何万円も払い
ファンクラブの会員になり
彼のTwitterを常に見るために
iPadを持つことも辞さない。

そう。
価値が「探されるほど」になるためには
熱狂が大切なのだ。

熱狂を呼び起こす要素がないと
探してもらえない。

熱狂、しぼませていませんか?

しかし、その熱狂も「使いづらさ」の前では
しぼんでしまうことがある。

孫と野球を見に行くという約束をしたIさんは
熱狂をもってチケットサイトにアクセスし
使いづらさの前に、しぼんだ。

そして、ヘルプ要請が来た。

熱狂をもって、サイトにアクセスして
探したり、購入したりの行為がストレスに感じるのであれば
その熱狂は、完成されない。
すごく、勿体ない話だと思う。

勿体ないというよりも、熱狂をもって挑戦した人に対して
とても悲しい話だと思う。

熱狂からの昇華!

シニア向けのトレンドを作るのであれば、
まずは価値を磨こう。

そして、その価値を熱狂に変化させる。
それは、マスメディアの力を使うのが最も効果的だ。

そして、忘れてはいけない、
その熱狂を受け入れられるだけの
ストレスフリーの使いやすさ、考えなくても使える
システムを提供することだ。

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