130801_0

先日、教室に通われている生徒さん向けに、「いまどきITカタカナ用語講座」を開催しました。

・食事の写真をスマホのアプリで撮影し、FBなどのSNSにアップして「いいね!」をもらう

この文章を読んで、「何のことやらさっぱり…」という方は、パソコン教室の生徒さんでもまだまだ多いです。他にも、『リア充』『ノマド』『ビッグデータ』など、ニュースやテレビでよく見聞きする言葉についても一緒に取り上げて解説を行いました。

当日参加されたのは13名。

今回は、そのときの雰囲気や反応などの一部をご紹介しようと思います。

 

パソコン、スマートフォン編

『スマホ』『タブレット』『iPhone』『Android』『ガラケー』

これらについて一つひとつ解説していくと、「私が持っているのはガラケーなんだ!」と初めてわかった方も何名かいるようでした。

ちなみに参加者13名のうち、スマホ利用者は2名でした。65歳以上のスマホ利用率は0.5%程度という調査結果も知られていますが、さすがパソコン教室に通われる方はそれに比べると高いなと感じました。

 

そのスマホに関連しては、こちらの言葉への反応もよかったです。

『Wi-Fi』『テザリング』『LTE』

『Wi-Fi』は、「お店でよく見かけるけど何だろう?」とずっと思っていたという声が多かったです。また『テザリング』機能についても、「これがついていれば、外でもパソコンやタブレットが使えるんですよ」と説明すると、皆さん一様に驚かれていました。

生徒さんの中には、パソコンを購入した際に、何もわからないまま『ポケットWi-Fi』を一緒に契約させられてしまったという方もよく見かけますので、これらの言葉はしっかり把握しておきたいですね。

 

ネットサービス編

『Facebook』『シェア』

『Facebook』は皆さん興味は持っているものの、使いこなしているという方はごく少数です。個人情報の心配をする声や、「そんなに人と繋がらなくてもよいのでは?」「そんなに一人になるのが怖いのかな?」という意見も聞かれました。

またシニア層ならではなのかもしれませんが、「その人が亡くなったらページはどうなるのか?」という質問もありました。飯島愛さんのブログの例もありますし、ここは判断が難しいところですね。

 

『Twitter』『ハッシュタグ』

『Twitter』といえば、「大阪の橋下知事が使って話題になってるようだけど、どうやって見に行けばいいの?」という声があったように、政治やニュースがらみで興味関心が高いようでした。

また、Twitterの中でキーワード検索できることを知らなかった方も多く、ハッシュタグでスポーツ観戦を楽しんだり、電車の運行状況を確認するのに便利というご紹介もしました。

 

『YouTube』『ニコ動』

『YouTube』は、やはり「尖閣諸島問題」のときに話題になった事を覚えていらっしゃる方が多かったです。ちなみにYouTubeは、比較的シニア層の支持が高いサイトの一つです。やはり動画系は強し。

『ニコニコ動画』は、最近は政見放送などにも使われています。しかし、流れる字幕のスピードについていけないという声もチラホラ…。

 

『LINE』『ソシャゲ』『パズドラ』

いま教室でスマホについて教える際に必ず聞かれるのが『LINE』の使い方です。

またソーシャルゲームについては、「プロ野球のDeNAはこういったサービスの会社なんですよ」と説明すると、スポーツ好きな男性の方はなるほどと納得されたようでした。

一方で昨今こうしたゲームが社会問題化しているという背景もあり、「作っている人は心が痛まないの?」などと心配する声もありました。

 

ネットスラング編

『リア充』『ノマド』『ドヤ顔』

この中で意外だったのは、『リア充』の定義があまりしっくり来ないという方が多かったことです。「仕事を一生懸命やって充実していたら、そんなに遊ぶ時間がないのでは?」という意見もありました。

また終身雇用が当たり前の職業人生だった方にとっては、『ノマド』的働き方も違和感があったようです。

 

『ステマ』『情弱』『オワコン』

最近は芸能人のブログなどで次々と『ステマ』行為が見つかっています。「私も『情弱』なのかな!?騙されないようにしなきゃ!」と気をつけようとされる方も見えました。

 

『乙』『Disる』『w(笑い)』

「おつかれさま」の『乙』や、笑いの『w』はネット上の掲示板などでよく見かけます。なかなか普段の生活では使わないかもしれませんが、これを説明したあと、帰り際には「どうも乙でした!」と早速使っている方もいらっしゃいました。

 

新しいスキル習得は、まず用語から

普段教室でパソコンを教えていても感じるのですが、新しいスキルや知識を身に付けようとする際には、まずは基本的な「用語」から押さえておかないと、学習の効率が著しく下がってしまいます。例えば英語を習う場合で言えば、最低限の単語の意味を理解していないと手も足も出ないのと一緒です。

 

「ひとりでIT用語の本を買っても、ここまでわからなかったよ。」
「ニュースで聞いたこととの関係とかを教えてもらえてよかった。」

こちらは今回の講座が終わったあとに参加者の方々からいただいた感想です。

教育には「その人のレベルに合った高さの階段を用意してあげる」ことが非常に大事ですが、そうした意味で、今回の講座がシニア層のITリテラシ向上の「第一段目」として、少しでも役立っていれば嬉しく思います。

 

Follow me!