シニア層のマスメディア利用時間

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テレビ用リモコン / sekido

マミオンによくいただくご相談の一つが、「シニア層にアプローチするのに、どのメディアを使うのが有効か?」という内容です。

そこで今回は基礎知識として、統計局の「平成23年社会生活基本調査」より、年代別のマスメディア利用時間を比較してみたいと思います。

 

75歳以上は、平均で1日5時間弱も利用している

こちらのグラフは、各年代ごとのマスメディア利用時間の1日平均を表したものです。

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マスメディアを利用する総時間については、一番多い75歳以上の世代でおよそ280分。1日の5時間弱をこうしたメディアと接していることがわかります。これは利用時間が一番少ない30歳前後の世代のおよそ2.5倍にもなります。

また利用時間のうち、大半を占めるのは「テレビ」です。総利用時間に対するテレビの割合は、年代間でそれほど大きな差は見られません。

 

「新聞・雑誌」と「ラジオ」で費用対効果の高いアプローチを

次のグラフは、「15歳以上」の利用時間に対する「65歳以上」の割合を、項目ごとに算出したものを表しています。

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先の年代別のグラフでは「テレビ」の存在感が際立っていましたが、増加割合を見ると「新聞・雑誌」「ラジオ」がかなり高い値を示しているのがわかります。

シニア層の利用時間が圧倒的に長いテレビへの出稿ももちろん効果的ですが、費用対効果を考えると、先の2つのメディアをうまく活用するのがよいでしょう。

 

「マスメディア」だけで終わらず、「リアルの口コミ」に持っていく

マスメディアに加えて影響力の高い情報源のひとつが、「口コミ」です。

口コミと言っても、若い人のようにネット上の口コミを探すのではなく、普段顔を合わせている人との間で発生する受動的な口コミがメインになってきます。この辺りについては、過去記事で詳しくご紹介もしています。

口コミのもとは娘、そしてご近所さんが中心。

病院で知り合った人、とかも挙がるが、相手が自分のことを知っていて、きちんとレコメンドされていることが重要なようだ。

シニア層と情報源 | マミオン有限会社

ちなみにインターネットについては、あくまで「何かわからないことがあった時に調べるもの」という位置づけの方が多いように思います。

 

シニア層へのアプローチにおいては、マスメディアの活用に加えて、こうしたリアルの口コミを助長させる仕組み(手渡しできるチラシ、クーポン券など)を合わせて検討する必要があります。

マミオンでは、直に運営しているパソコン教室があるからこそ、こうしたアプローチについて詳しくアドバイスさせていただくことが可能です。お困りの際はぜひご相談ください。

 

参考リンク

シニアの買い物意識とメディア接触に関する調査(2010年11月:FAX調査)
70代のメディア接触と消費行動に関する調査報告(2012年6月;郵送調査)
シニアマーケティング.com | シニア世代における広告媒体接触度調査(2009年2月:電話調査)
シニアのインターネット利用に関する調査(2012年5月:ネット調査)
シニアの情報端末保有状況に関する調査 : gooリサーチ(2011年8月:ネット調査)
第3回「メディア利用状況」に関する調査結果 : gooリサーチ(2011年8月:ネット調査)