3000円から始められる「リモートユーザーテスト」国内外の10個をまとめました

3000円から始められる「リモートユーザーテスト」国内外の10個をまとめました

低価格で短納期、そしてサンプル数も確保しやすいことで人気の、「リモートユーザーテスト(リモートユーザビリティテスト)」。

利用者は自分でタスクを決め、テスト対象のサイトURLとともにサービスに申し込むと、モニターユーザーがそのタスクを遂行する様子を録画したものが手に入るというのがメジャーな方式です。

 

これまで、海外では多くのサービスが提供されており、スタートアップには欠かせないツールとなっています。そしてここ最近、日本ユーザーを対象としたサービスが立て続けに発表され、いよいよ国内でも普及に向けて環境が整ってきた感があります。

今回は、各サービスの特徴や、リモートユーザーテストの利点と注意点について考えてみたいと思います。

 

国内のサービス:4個

GhostRec(ゴーストレック)


まったく新しいWEBサイトのユーザビリティ調査ツール – GhostRec.jp

もともと海外で提供されていたサービスが日本向けにローカライズされたため、ヒートマップなど最初から機能が充実しています。トラッキングコードの埋め込みが必要なため、基本的には自社サイトにしか適用できません。

タスクを与えてのテスト以外にも、普段来訪しているユーザーが利用している様子をこっそり録画することもできます。500PVで10000円ほど。

 

PopInSight(ポップインサイト)


ユーザ視点で課題発見!PopInSight(ポップインサイト)

ビービット勤務で「コンバージョンアップ研究会」としても活躍されている池田さんの提供するサービスです。テスト動画と事後アンケート(追加料金)を得ることができます。

現在のところはPC専門で、ラフスケッチやワイヤーフレーム段階でも利用ができるようです。1人3000円程度から。

 

UIscope(ユーアイスコープ)


UIscope

スマートフォンのアプリやWebサイトの評価に特化したトサービスです。テスト動画と事後アンケートを得ることができます。

スマホにカメラをつけて撮影が行われるため、指の動きなどもわかるようになっています。こちらも1人3000円。

 

インターメント リモート型ユーザーテスト


リモート型ユーザーテスト | インターメント株式会社

Webサイト評価の老舗であるインターメントさんも、比較的早くからリモートユーザーテストのサービスを提供しています。価格は不明。

 

日本からも使えそうな海外のサービス:6個+α

UserTesting.com(ユーザーテスティングドットコム)


UserTesting.com – Low Cost Usability Testing

前述のUIscopeが参考にしたと言われるサービスです。最速1時間以内でフィードバックが得られ、またテスト終了後も、モニターと直接連絡を取り合って、より深い質問ができるようです。モバイル機器でのテストにも対応しているようです。

リクルーティングをおまかせすると英語圏ユーザーのみですが、知り合いをテストに招待するプランもあります。

 

Loop11(ループイレブン)


Remote & Online Usability Testing Tool | Loop11

テスト動画、擬似ヒートマップに加え、Clickstreamというユーザーフローを表すレポートも手に入ります。モバイル機器でのテストにも対応しているようです。

基本的にリクルーティングは自分で行い、テストに招待する形になります。

 

UserZoom(ユーザーズーム)


UserZoom | Online Usability Testing

ミツエーリンクスさんの提供しているリモートユーザーテストUserWhizは、このUserZoomを利用しています。モバイル機器でのテストにも対応しています。

リクルーティングについては、UserZoomのモニターが全世界にいるようですが、日本人の有無は不明です。おそらくミツエーさんがコーディネートしてくれるのではと思います。

 

usabilla(ユーザビラ)


usabilla | Improve your user experience with continuous design feedback

usabilla Liveでは、デザイン要素ごとにフィードバックをつけられたり、感情の起伏をグラフに表したレポートが作れるのが特徴的です。こちらはトラッキングコードの埋め込みが必要になりますので、他社サイトの調査には利用できません。

usabilla Surveyの方は、基本的にリクルーティングは自分で行い、テストに招待する形になります。モバイル機器でのテストにも対応しています。

 

Userlytics(ユーザリティクス)


Usability | User Experience Testing and Feedback – Userlytics

Webカメラを使って、ユーザーの表情を含めたテスト動画を記録することができるのが大きいです。モバイル機器にも対応しています。

リクルーティングをおまかせすると英語圏ユーザーのみですが、知り合いをテストに招待することもできます。

 

OpenHallway(オープンホールウェイ)


OpenHallway

こちらは他のサービスとは少し違い、月ごとのテスト動画の容量で料金が決まってきます。商用で使えるので、これを活用した「TryMyUI」などの派生サービスも登場しています。

 

おまけ:YouEye.com(ユーアイドットコム)


YouEye.com | Easy user testing for any website.

現在アップデート中で利用できないようですが、Webカメラの映像から表情や目の動きを読み取って、自動でユーザーの感情や視線を判断できるようになるとのことで、再開が楽しみです。

 

リモートユーザーテストの強みと弱み

リモートユーザーテストは、1名3000円程度から行える、非常に手軽なデザイン検証手段です。検証と改善を素早く繰り返すスタートアップやアジャイル開発とも相性がよいでしょう。

多くのユーザーに試してもらうことも容易ですので、今まで対面のユーザーテストが不得意としてきた、定量的な検証の効果も期待できます。

しかし、弱点もあります。

テストしてくれたユーザーは別の時間帯に遠くで行っていますので、テスト結果を受けて疑問に思ったところや、そこをクリックした理由を確認したいときに追加で質問して掘り下げることができません。また、ユーザーのThink Aloud(シンク・アラウド:操作中に思った事をぶつぶつ口に出すこと)は不完全な場合が多く、さらに表情も確認できないとなると、同じ作業でもプラスの印象なのかマイナスの印象なのか、判断が難しくなります。

ですので、リモートユーザーテストを利用する際は、こういった得意不得意を把握した上で、サービスを作る段階に合わせて「対面テスト」と組み合わせながら用いることをぜひオススメします。

 

マミオンでは、リモートユーザーテストの活用を含めた、最適なユーザーテストプランのアドバイスをいたします。ご相談はこちらからお気軽にどうぞ。

 

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