自分の10年後、30年後はどうなりますか


パソコン教室を始めて早10年。
その前から合わせて5135名にお通い頂き、
この10年で2800名近くの方にお会いして来ました。

最近、イベントや通常の受講に、
5~10年近く前のお客様が来校されることが増えて来ました。

会わなかった5~10年でどう変わったのか、
そして、これからどうなるのか。

これからのシニアビジネスやシニアマーケティングを考える上で
避けて通れない「経年変化」について書き記しておきます。

性質は変わらない

基本的な性質は変わらない。

10年前ミーハーだった人は、10年後もミーハーです。
10年前から内向的な方は、10年後も内向的です。

ただ、年をとり、社会との接点が少なくなると
その「個性」が「より」強くなっていきます。

ただし、緩やかな経年変化

肌が衰える様に、お肉が垂れる様に、人は少しずつ衰えて行きます。
少しずつ出来ない事が、知らない事が増えて行きます。
これは仕方がない話。

現状維持は「努力」以外にできなくなります。

見た目の努力は比較的しやすいので、する方が多いのですが
考えや感性の「若さ」を保つ為には、
人と会ったり、自ら情報を求める好奇心が必要で、
それは「当たり前に出来ている」から「努力」になって行きます。

私自身も昔は何もしなくても体が柔らかかったのですが
昨年ヨガに通ったら、どうしてこうなっちゃったんだろうと
悩むほどに体が硬くなっていました。(泣)

ストレッチをしなくちゃ、このまま硬直路線を突っ走るのだろう、
1日15分のストレッチ、と、思いながらも
中々出来ない日々が続いております…。

つまり、努力不足。

「あー。まずいなー」と思いながらも
「別に毎日生きてるし~」と思いさぼってしまう。

身体だけではなく、感性も、自らやらずば衰えるのみです。

衰えて行くと、世の中のトレンドなどに興味が持てず
自分の経験に基づいた判断を行う様になっていきます。

特に、仕事を辞めて社会的接点がなくなると
衰えが大きくなっていく傾向があります。

生活変化の大きなきっかけは病気・介護

人間の性質は基本的には変わりませんが、
生活をガラリと変えてしまうのが病気と介護。

検査の結果等により家に引きこもってしまうと
外に出るのがしんどくなります。

また、両親などの介護を始めた方も
外に出る事が容易でなくなる為に
段々内向きになって行きます。

そういう場合、ご家族などが外に連れ出すことも或る程度重要です。
あまりにも症状が重いなと思われた場合には
病院で早めに処置を受けると良いと思います。

病気や介護をした方でも元々ある性質が作用し、
治った後に羽ばたく方もいますが
その好奇心を潰さないご家族の協力は必須です。

シニアの今は自分の未来。

色々なシニア層を見ていると、自分の未来の参考になります。

基本的な性質は変わらない。
段々、要素が煮詰められていくような感じもする。

つまり、自分たちの30年後の「老後」を創るのは、
今の自分達に他ならないのです。

シニアって10年後はどうなっているんですか
自分は10年後、どうなっているんですか、
どういう世の中になりますかと聞かれる事がありますが、

ここの所、5~10年間のシニアの変化を見て
今の自分が明日を作っていて、
より個性が煮詰められている状態なんだと
お答えする他無い気がしました。