廃刊シニア向け雑誌に学ぶ「○○すぎるシニア向け」の失敗事例

廃刊シニア向け雑誌に学ぶ「○○すぎるシニア向け」の失敗事例


多くのシニア向け雑誌が、創廃刊されてきた。
廃刊された雑誌の概要を眺めていると一定の傾向があることが解った。

それは、「○○」すぎることだ。
最近では美人すぎる市議とかなんとかすぎるなんとか(意味が解らない)
が街にあふれているが、
シニア向けの世界では○○すぎる、は、うまく響かない。

それでは、どんな「○○すぎる」が響かないのだろうか。
今回は「○○すぎる」について書いていこうと思う。

上質すぎるシニア向け雑誌

シニア=上質、ということが、若い人の中でも一般的なようだが
別に、毎日普通に過ごしていて、年を取って上質に変化する人は
多くない。
そのため、「上質な人生」「ぜいたくな時間」「上品でハイセンス」などは
興味を持つ人が多くないようだ。

そもそも、ハイセンスだったり、こだわりがある人だったりする人は、
専門雑誌を既に読んでいる。

オレオレすぎるシニア向け雑誌

新しいことを始めるとか、私が主役とか、新たに輝くとか、意識革命とか、
オレオレ主義すぎる雑誌も廃刊傾向にある。
オレオレ的な方は声は大きいが母数は大きくない。
さらに、どちらかというと、一般的には「和をもって尊しとなす」的な人が多い。

オレオレ的な人々は、既にオレオレになっているので、
オレオレになろう的雑誌は読まない。

オレオレな人はオレオレ雑誌を作りたがるが、
実際のオレオレな人は、人のオレオレを読まないという現実がある。
※ただし、カリスマの人が書いているものを除く。

廃刊傾向は他にもあるが、多くはこの二つに分類された。

では、シニアは何を読んでいる?

趣味のものなどは、総合誌よりも専門誌が充実しているので、
特に「シニア向けのもの」を読みたいとは思っていないのが実情である。
また、老眼を書けなくてはいけないため、読むのがしんどくなるのも事実。

しかし、好奇心の強いシニアは、色々雑誌や本を読んでいる。
旅行会社から送られてくるパンフレットも楽しそうに読んでいる。

インターネットは自分で探しに行かなくてはいけないので
なんとなく気構えてしまうが
雑誌は送られてきて、手元にあるものなので
なんとなくペラペラしてしまう、というのもあるだろう。

ちなみに、先日、15名くらいのシニア層にどのような雑誌を読んでいるか聞いたが
文春、新潮、現代、春秋、朝日、アエラ
danchu、日経おとなのOFF、一個人
ゴルフダイジェスト
という結果だった。

つまり、シニア向け○○を始める前に気を付けること。

シニア向けのものは、シニア層を意識しすぎちゃいけない。
そして、意識しすぎなくてもいけない。
シニア層は、素晴らしい大人であると思ってはいけない。
常に、自分の未来である、と思いながら過ごしていれば
シニア向けの○○は何か変わってくるのではないかな、と思った。

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