シニア男性とゲーム

ゲームセンターが憩いの場として利用されているというのは伝説なのか?


シニア層がゲーセン(ゲームセンター)に通っている、という記事を読んだ。

しかし、1月某日午前、高田馬場の一番大きなゲームセンターに立ち寄ってみたが、そこにシニアの姿はなかった。

そのゲームセンターは、インベーダーゲームもメダルゲームも揃っている。だが、いたのはサラリーマンの方と高校生ばかりであった。(いいのか?高校生。)

大きいゲームセンターは音がうるさいからシニア層には敬遠されているのだろうか。それとも、シニア層が集うゲームセンターは、一部だけなのだろうか・・・。

家庭用テレビゲーム機保有率は10%

実際に、シニア層とゲームの親和性はどの程度のものなのだろうか。
通信利用動向調査によると、60歳以上のインターネットに接続できる家庭用テレビゲーム機保有率は10%程度ということだ。

参考データ】情報通信機器の保有状況【通信利用動向調査】

数字をピックアップしてみると60~64歳は13.9%、65~69歳は10.5%、70歳代が8.5%、80歳代は6.6%となっている。

これは、今後元々のゲーム人口も相まって増える数値なのだろうか。それとも世代的にそのまま移行するすうちなのだろうか。

麻雀ゲームやトランプゲーム、囲碁・将棋をしているシニア層の話をよく聞いていたが、実際はどうなのだろう。

シニア層のゲーム利用の実態を知りたくなり、早速ゲームについて聞いてみることにした。

今回お話を伺ったのは6名、たまたま男性が近くにいたので男性が多くなってしまった。

男性はリアルさ不足でゲームをしない

シニア男性にゲームについて伺うと、一人でゲームをするシニア男性は多くない。
というのも、パソコンには「リアル」な駆け引きがないからだという。

Sさん56歳男性、
「ゲームはさ、駆け引きなんだよ。麻雀とか、ゴルフとか、メンバーと一緒にやるのが楽しいからいいんだよね」

Sさん74歳男性、
「ゴルフ以外には、ゲームっぽいものはやらないですよ。
会社勤めの頃、夜更かしをすると言う事で、麻雀が禁止になったんだよね・
ゲームは、興味がない。友達も同じだと思う。」

仕事を頑張っていた男性ほど、ゲームでは物足りないのかもしれない。

リア充シニアのゲームいらず

競うのが好き、という以外に「リアルの生活が楽しいからゲームが必要ない」という意見も見られた。

Mさん68歳男性
「僕はパチンコ、ゲームとかやらないんだよね。外で楽しむのが好きだから」
彼の趣味はバイク。サーキットに行って愛車を転がしているそうな。ゲーム=家でやるもの、というイメージ。

Oさん63歳男性は
「(パソコンでゲームは)やる余裕がないよ。」という発言。
しかし、「でも、海外に行くときはネットで申し込むんだよ!」
ネットで購入するのもゲームの一つなのか?と思わせるような発言が見られた。

ゲームは脳トレとして使われている!?

先ほどのMさん(68歳)は続けた。
「奥さんは毎日あの小さいの(DS)で、今話題の脳トレをやっているんだよね。」

ゲーム、というと抵抗感があるが、脳トレという名前にすればゲームは歓迎らしい。

Tさん80歳男性曰く、「ゲームは、脳トレとして、トランプだけね、パソコンの中に入っているのをやっているよ。パチンコは昔やっていたんだけどね、止まらなくなるでしょ。」

どうも、ゲームは脳トレとして遊ぶ、という認識は共通しているようだ。

Oさん66歳女性、
彼女自身は脳トレなどのゲームを行っているが、パソコンのゲームはルールが解らないのでやっていない。
「主人はテレビばかり見ているからゲームでもやらせようと思うのよね、ボケちゃ困るから。でも、薦めてみても対戦相手が見えないからやだっていうのよ」

Yさん70歳女性は「新聞に載っている脳トレ数独が好きで、ゲームじゃないけど毎日やっちゃう★」とのこと。

罪悪感がありそうな言葉も、言い訳があれば、若者と同じようにはまってしまうシニアの姿がよく見える。