シニア・シルバー層対象のパソコン教室パソカレッジでは教室にお通いの女性に対して、シニア、シルバー、高齢者という言葉が何歳くらいをイメージしているかアンケートをとりました。(有効回答数20)

シニア層は「自分のことをシニアとは思っていない!」というといいますが、実際に果たしてそうなのか!?と思ったから。
結果はなんて面白いデータ!
「実年齢より若いと思っている」 のではなく、すでにそれが「その年代」であるということ。

説明がものすごく難しいのですが、
いまどきの15歳が「私はもう大人よ!」と思っている、同じ感覚で、アクティブシニア層は歳をとる、という感覚が通常の意識とは違うところにある!
この世代を第2思春期と名づけましょう。(since2003年8月)

老人ではなく、ものすごく若いわけでもなく、揺れ動くお年頃。
下のデータを見ていただくと解るのですが、シニアと世間一般が定義している年代の人たちほど、シニアという言葉はもっと歳が行った人のために存在していると考えている。

17歳は自分が「コギャル世代」(古い)に属していることを知っている。
しかし、シニア世代は自分がシニア世代であるなどとは思ってもいないのです。「アクティブシニア」といったら「あー、元気なおばあちゃんたちね」というくらいの意識しかありません!
なので、データから「ほほー、シニア層というのは自分を若いと思っているのだな」と若者が思ってしまった時点でシニア層の特に女性の心はゲットできないこと請負です。

実年齢より若いのではなく、それがイマドキのシニア層なのです。
実年齢って、誰が「相当する」年齢なのでしょう?
実年齢という言葉にだまされてはいけませぬ!

データ解説↓
比較的若い方と高齢者は「シニア」という言葉に対して55歳前後をイメージしているが、世間一般のシニアという世代に該当する年代の方たちは60歳以上をイメージしており、自分自身が世間的に「シニア」と思われていると自覚していない。

Q. シニア・シルバー層は何歳からを指すと思いますか?

年齢データ平均
-45歳シニア50
シルバー65
高齢者75
46-50歳シニア55
シルバー65
高齢者72.5
51-55歳シニア62.5
シルバー70
高齢者72.5
56-60歳シニア60
シルバー70
高齢者80
61-65歳シニア60
シルバー70
高齢者77.5
66-70歳シニア54
シルバー66.7
高齢者77.5
71-75歳シニア56.7
シルバー66.7
高齢者75
全体の シニア平均年齢56.6
全体の シルバー平均年齢67.4
全体の 高齢者平均年齢75.9

また、実年齢と意識年齢の差について質問したところ、女性は50で歳をとる事をやめてしまう、年齢を意識しなくなるという傾向が見えた。
全ての女性が実年齢より自分は若いと回答した。(めちゃくちゃ野暮な質問でした)

野暮な質問ですが、「ご自分は実年齢より何歳くらい若いと考えていますか」と、質問いたしました。
  (正確な設問は「ずばり、ご自分の実年齢と意識している年齢、何歳くらい離れていますか?」)

Q. 実年齢と年齢差

年齢合計
-451
46-5012.5
51-553.5
56-605
61-658
66-704
71-7515

実年齢と、年齢差を引くと、大体皆さん50歳前後でとまっています。50歳より若い層はなんと!35歳前後で止まっている!

「シニア層」を意識するときは「イマドキのシニア層」をあたまによーく叩き込んで市場を捉えましょう・・・♪

有効回答数20
内男性20% 女性80%
平均年齢56.6歳
N数が少なすぎるので、今回はデータ販売はしておりません。

Follow me!