先日、弊社の有するパソコン教室にて検索講座が開かれました。通常個別授業という形をとっている中で、団体授業は皆さんも緊張した面持ち。「探すのって難しいわよね」「何を探せばいいのか、どう探せばいいのかよくわからないのよね」といいつつ、授業を進める。そこで驚いた!スクローラー発見!これ、スクロールをこよなく愛する人ノコト。ホームページを開いてとりあえずスクロール。オフィス系のソフトを使っているときにマウスのホイールを押してしまって、ページがすっとんでしまうのもこの人種。検索結果の一覧が出ると反射的にスクロール。だから、Yahoo!の検索結果のスポンサー部分を見ない。とにかく、結果も見ずにスクロール。そして、スクロールの止まったところで一端クリック。「読まないと、目的のものは探しにくいですよ」という講師を務めているEの横で、ひたすらスクロール。もうどうにもとまらない!ただし、スクローラーは、初心者ちょっとプラスの能力を有している。初心者はスクロールできませんから。

スクロールできる=ちょっと使ってるでも、そこは初心者ちょっとプラス。下に行けても、上にはいけません。みなさんおもしろいようにYahoo!のスポンサーサイトを飛ばし読みしてましたね。スクロールして見えなくなってしまった。ちなみに、登録サイトでさえも。もっともっと初心者の方になると、スポンサーサイトしかクリックしないものだから、微妙に違ったページを見てしまう。がっちり検索条件にあったスポンサーサイトなら良いのですが、たまに泣かされます。そして、呟くのですよ。「インターネットって探すの難しいですね」

探しているのではなく、目に入ったものをクリックする。

SEO対策やスポンサーで検索結果の上の方に行くのはよいですが、スクローラーの心をがっちりとつかむ「何か」が必要なようです。アクティブシニア・シルバーがストレス無くウェブサイトを利用できるユーザビリティを

(2004年8月10日)

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