シニア層のネットショッピング観察記録

インターネットは使っているが、ネットでお買い物をしたことがないというシニアを中心とした10名を対象に、ネットでお買いもの講座を実施しました。

当日の実況Tweetはこちら

受講動機は
・年を取ったから、買い物に出かけるのが面倒になる。その前に覚えておきたい
・旅行情報は調べるけど、買い物の仕方が分からない!

などがあがりました。最高年齢は80歳と、平均年齢も65歳程度。
そうですよね、ネットが使えればお買い物が楽になる!
絶賛応援したいところです!

そこで、今回の講習で解った高齢者でも使えるECサイトのための「ダメ、絶対」と「あったらいいな」を書いていきます。

ECサイトの、ダメ、絶対、7か条

・ファーストビューが変わらない、ダメ、絶対。
→ヘッダーが大きすぎて、別の商品をクリックしてもサイトが変わったように見えない場合、混乱を引き起こす

・プルダウンを多用、ダメ、絶対。
→高齢者は細かい操作が苦手

・買い物かごボタンが小さい、ダメ、絶対。
→高齢者は見えない。買い物籠を探してどこかに行ってしまう

・別ウィンドウ、ダメ、絶対
→気づかれない、重要なページが閉じられてしまうことも

・ポップアップ、ダメ、絶対。
→ポップアップブロックがされていた場合、警告に気付かない

・サイトが遅い
→ステータスバーなんて見ていない!クリックしまくる!

・一般的に使われている言葉を、違う解釈で使わない
→同じ言葉が違う意味でつかわれていると大混乱(゜-゜)

ECサイトの、あったらいいなの3か条

・送料、支払方法などは全商品ページに。できれば商品の近くに。
→商品を吟味した先で突然送料や支払い方法が疑問に思うらしく、その確認ページに行くと前の商品ページに戻れなくなる

・買い物の流れを商品ページに(初めての方へというページは誰も見ない)
→全体が解らないと、いつのタイミングで「購入」になるのかわからず、躊躇してしまう

・買い物籠や会員登録の途中に電話番号を入れておく
(今回も作業中に自分のメールアドレスが解らなくて悩んでいる人がいた。電話で買えるなら今すぐ電話するわ、という人も。)
→「私のメールアドレス、なんですか?」って、知らんがな!「電話番号すら間違えることもあるのにメールアドレスなんて覚えてられないわよね」といって、買い物を断念しそうに…(;_:)

ネットでお買い物は面白い、便利、だけど不安。

ネットでお買い物をしたことがない理由としては
・騙されると怖い
・現物が手にとれなくて怖い
・言葉が難しい
が挙げられました。

雑談をしながら、何が怖いのかを聞いてみると
・思ったものと違ったものが届いたら怖い
・届かなかったら怖い
・お金の計算が間違われたら怖い

と、「怖い」の中身は、主に、金銭面であることも判明。
「銀行の残高がのぞかれるのではないか」(!?)
「クレジットカードで過剰に請求されるのではないか」
「お金を払ったのに届かないのではないか」

しかし、実際に私が皆さんの目の前で購入してみると
「こういう流れなんだ!」「もっとやってみたい!」と大はしゃぎ。

実際に皆さんに商品を探してもらうと
「このお店は本当に信頼できるの?」
「口コミは本当なの?」
「買い物籠が見つけにくい」
「ページがちかちかして難しい」(色遣いが多いため、ちかちかして見えるようです)

とまたちょっと不安に…

シニア層が楽しくネットショッピングするためには
サイトの解りやすさ(商品ページ、送料、支払方法、会員登録)と安心感(会社概要、口コミ)が重要なんだなーと改めて思いました。

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