2014年10月11日(土)、11月1日(土)の両日、株式会社アイ・エム・ジェイ様主催のUX関連セミナー『UXD/HCD ワイワイCAFE』にて、佐藤がユーザビリティ評価ならびにシニアのウェブ利用実態に関する講演・ワークショップ講師を担当しました。

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セミナーの開催趣旨はこちらです。

UX、デザイン思考、リーンスタートアップのためのユーザビリティ評価入門【10/11開催】 - UXD/HCD ワイワイCAFE(Doorkeeper)
UX、デザイン思考、リーンスタートアップのためのユーザビリティ評価入門【11/1開催】 - UXD/HCD ワイワイCAFE(Doorkeeper)

少子高齢化が進む時代背景のなかで、いわゆる“シニア”の消費行動が存在感を増しています。
幅広い業態における商品開発やサービス成長戦略のなかでシニアが意識され、シニア対応のウェブサイト設計が必要とされるケースも多くなってきました。

シニアを対象としたユーザーテストを実施すると、思いもよらぬ箇所で課題が発見されたり、シニアならでは僅かな使いにくさも明らかになるなど得られるインサイトはとても豊富です。
実はそれらの改善の積み重ねが結果としてサービス全体の洗練につながり、シニアに限らず多様なユーザーの利便性向上が実現できると考えています。

本講座では、シニアマーケティングやウェブユーザビリティの専門家である佐藤 純氏(マミオン有限会社)をお招きし、プロのユーザビリティ評価のノウハウを実践を通してわかりやすくレクチャーして頂きます。

出所:UXD/HCD ワイワイCAFE

 

講演内容

今回のアジェンダ、および配布資料はこちらです。
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■講義(およそ1時間半)
1. ユーザビリティ評価概論
2. なぜシニアに注目するのか
3. シニアのウェブ利用実態
4. シニアユーザーの傾向と対策
5. サイトのシニア対応チェック

■ワークショップ(およそ2時間半)
・ユーザーテストの観察、分析
・問題点のまとめ、改善案の作成
・発表・講評
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今回は『ユーザビリティ評価入門』というタイトルでの募集でしたが、内容としては主にシニアユーザーにフォーカスを当てています。

まず前半の座学では、なぜ私たちがシニアユーザーに着目すべきなのか、そしてシニアユーザーのウェブ利用実態とその対策についてお話しました。

後半のワークショップでは、今回のセミナー用に特別に用意した50~70代のシニア女性3名のユーザーテスト動画を、グループごとに配られたiPadや各自のスマートフォンで観察し、改善提案を行っていただきました。

こちらのワークショップの様子については、主催のアイ・エム・ジェイ様の方でアップされている写真付きの詳細なイベントレポートもぜひご覧ください。

第8回・第9回 UXD/HCD ワイワイCAFE 「UX、デザイン思考、リーンスタートアップのためのユーザビリティ評価入門」開催レポート(マルチデバイスLab.)

 

参加された方々のご感想

参加された方々からは、以下のようなご感想をいただきました。

・シニアに特化したUIの実例を多く紹介いただけたので、再確認と発見がありました
・社内でのUTは被験者が40代までなので、50代以上のUTを見られたのが有益でした
ビッグオーはサービス企画で実践してみます!
・今後シニアにフォーカスすることの意義が自分の中で腑に落ちた気がしました
・シニアのムービーがとても衝撃的でした
・シニアが使いやすい=全ての人に親切であるということを認識できました
・自分の周り(ウェブ業界)がマイノリティであることを実感しました
・サイト改善で忘れがちな流入導線について考えられたことがよかった
・シニアの方をマイノリティと考えていると、本当にこの先厳しいですね

 

マミオンでは、御社の状況に合わせたシニアマーケティングやユーザビリティに関するセミナー、講演、勉強会等の開催を承っております。

ご興味のある方は、お気軽にご相談ください!

 

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