あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2013年、団塊世代の第2の定年退職が佳境を迎え
シニアビジネスは大きな変化を迎えます。
大きな特徴としては、
外出機会が減ることで、情報の入りが減り、
消費に対する感度が下がるでしょう。
そのため、比較的保守的な消費行動を起こすでしょう。
また、自ら楽しさを開発するというより、
与えられた楽しさを楽しみたいと考える人が増え、
楽しさに対する要求が高くなります。
2013年のシニアビジネスは
「楽しさの演出」が鍵になるでしょう。
機能を売るよりも
楽しそうに演出することで
楽しそうな人が集まり
更に集客につながり、
シニア消費を活性化させます。
また、心は若くとも、年を重ねていますから
加齢には抗えません。
体の老化(視野が狭くなるなど)、柔軟さの低下、
難しそうなものに対する抵抗などはますます強くなるでしょう。
楽しさの裏の「使いやすさ」「分かり易さ」は
本年はより重視され、
楽しそうでも使いやすくないもの=難しいモノ=楽しくないもの
と認識されることになります。
そこに参加したら・商品を購入したら
難しくなく、楽しいことが増えるということがすぐにわかる
楽しそうな雰囲気を纏うサービス・商品が
シニア層に受け入れられるようになるでしょう。
2013年、本年もより一層シニア層の観察を通じて研究を行い
シニア層のワクワク生活を支援することで
子どもが「ああいう大人になりたい」「かっこいい大人が沢山で楽しい」と
思えるような未来を創っていきたいと思っています。
本年もどうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。