以下は2011年度版の人口推計の結果である。日本の人口に関して、シニアに関するデータを中心に集めた。

人口推移と将来予測
日本の人口は2007年の127,771千人を頂点として、減少傾向にあり、今後も減少が続くと考えられている。将来人口が一億人を切るのは2040年代後半と予測されている。

年齢階級別人口推移と将来予測
年齢階級別の人口は、1995年に生産年齢人口がピークを迎え、またその次の年に年少人口と老年人口が逆転した。老年人口は2040年代まで伸び続け、そのあとは減少に転じると考えられている。

年齢階級別人口構成比の推移と将来予測
年齢階級別の人口構成比では、65歳以上の人口構成比が2009年に22.7%となり2050年頃に40%を超えると予測されている。

年齢各歳別人口
年齢各歳別人口は以下の通りになっている。40歳までは男性の方が多いが、逆にシニア層では女性の方が人口は多くなっている。

平均寿命の推移
平均寿命は2009年に女性が86.44年(25年連続世界一)、男性が79.59年に達している。主に心疾患や肺炎で死亡する割合が下がっていることが平均寿命の延びにつながっているようだ。また、男女間で寿命の差がじわじわと広がっている様子もうかがえる。

出典 総務省統計局刊行,総務省統計研修所編集「日本の統計 2011」

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