安心のできる支払い方法次のグラフは、インターネットで商品を購入する際の決済手段についての年齢階級別推移である。40代をピークにして、決済手段の多様性は低下し、60代に入ったあたりから現金での支払いが増してくる。またコンビニ払いも若干の増加を見せる。銀行・郵便局窓口あるいはATMでの支払いは減るには減るが、消滅とまではいかない。これらの払い方に共通して考えられることは、安心のできる方法ということではないだろうか。手間はかかるが安心である。現金ならば自分の手で直接払うことができる。広く普及したコンビニは現代の安心のひとつの指標となっていることからも、コンビニ払いに関して安心感を生んでいるのではないだろうか。また銀行・郵便局もしっかりした金融機関であることが安心の決め手だ。今後は、手間がかからない方法で決済をすますシニア層を増加させることが、インターネットでの物品やサービス購入の促進のひとつの手がかりになるだろう。ソース:総務省情報通信統計 平成19年通信利用動向調査