私たちが50代の方と会うと「若いなぁ」と思うのです。
50代は若い。入会された方が50歳だと「お若いですね!!」と思わず言ってしまう。
50代なんて、シニアの「シ」の字でもありません。まだまだ!!!
とはいえ、一般的には50代となるとややシニアの仲間入りと考えられがちです。
目がかすんでくる、体力が持たなくなる、その変化に驚くために、通常よりも大きく「年をとった」感が出て、それを周りに漏らすものですから、周りが「50代はシニアだよねぇ」となる。
私はメガネっ子なのですが、1.5あった視力が0.7に突然落ちたとき(原因はパソコンでしたが)「目が見えないってつらい!!」と、必要以上に目を細めたりしておりました。
しかし、0.7以降、4~5年の歳月をかけ0.1を切るようになるまでは、目の悪さは「悪いもんだ」という意識の中で生活をするようになった。
つまり、人間は急激な変化には驚くが、それが慣れてしまえばどうってことない、ということ。
50歳は体の衰えを感じる一番敏感な時期です。
でも、心は若い。頭も柔らかい。(本当ですよ)
若くあろうとしている。
体も、以前に比べたら動かなくなっていますが、その先と比べたらまだまだ、全然元気です。
この世代、色々な企業の方が攻めようと攻めあぐねている(で、ご相談をいただく)のですが、どう表現したらいいだろうといつも悩んでおりました。
☆ポジティブな表現方法→裕次郎世代またはビートルズ世代
→これではシニア層がスライドすると変わってしまいますが・・・
☆ポジティブでない表現方法→第2思春期
→コドモがオトナになるべく背伸びをするように、若くありたいという気持ちで試行錯誤をしてしまう世代のこと
なんだかしっくり来ずにずっと考えていたところ・・
「汽水」;海水と淡水とが混じり合っている塩分濃度の低い水。汽水湖・河口などの水。
二つの違う成分が混じりあう、そして、完全に混じっているわけではない。また、満潮や干潮の時には濃度が変わる・・・
この言葉が50代ってぴったりだ!と判明したわけです。
50代はシニアではありません。汽水世代。
50代をシニアとしてくくるのに非常に抵抗があった私たちにとって、今、「汽水世代」という言葉は非常にしっくりきています。
いかがでしょう?
アクティブシニア・シルバーがストレス無くウェブサイトを利用できるユーザビリティを
(2004年5月7日)