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シニア層と心のハードル

2012年2月22日   by mami コラム | Tag: ,,

とびばこ

私は、とても運動音痴である。
特に、跳び箱とか、ハードルとか、飛びもの系は苦手中の苦手である。
飛ぶ前に躊躇してしまう。
そして、激突する。もしくは、跳び箱の上に座る。

外から私を見ていたら
なんでそんな簡単なことができないのだろうと思うだろう。

私も、友達が跳び箱をぴょんぴょん飛んでいるのを見て
簡単そうだなあと思い、実行し、
跳び箱直前で躊躇し、そして、激突する。
#YOUTUBEにアップしたら再生回数1万回は超えるくらいの面白シーンである。

心も加齢により、運動音痴(?)になる。

年を取ると、ハードルを飛び越える前に躊躇してしまうのだ。

若い人は、面白いことがあると、
ぽーんとハードルを飛び越えてしまう。

面白そうだな、飛んだら気持ちよさそうだな、と思い切りよく
ぽーんと飛ぶ。

面白いという形が明確に見えなくても、
おもしろそうだという想像力で飛ぶことができる。

しかし、年を取るとそういうわけにはいかない。
思い切り、飛べなくなるのだ。

面白そう、で、飛べない。
飛ぶ前に躊躇する。そして、足を止める。
(私のように激突はないが。)

なので、斬新なサービスなどには、シニア層は飛びつかない。
自分がそれを使ってハッピーになっている姿が
すーっと想像できるまでは、そのサービスの直前で足を止めてしまう。
どんなにいいサービスでも
その良さは斬新が故に、受け入れられないこともある。

シニア層へのサービス提供者はハードルを下げる必要がある

サービス提供者がやらなくてはいけないことは
跳び箱の段数を低くするか
跳び箱の前にゆるやかな坂を作り、跳び箱だと思わせないことだ。

具体的には
機能の少ない廉価版や、シンプルな機能の同じものを提供し
使うハードルを下げるか、
使うまでの道筋を作って、事業者側が提供するか、のどちらかである。

作ったー!さあ、使い方はあなた次第!というのは
後回しにされてしまいがちなので
使い方の提案をし、こういう風にも使えるよ、
あなたのためのサービスだよ。ということを伝えなくてはいけない。

その際に、ユーザーの声を聴かずに
階段の設置方法を間違えたりすることだけは避けなくてはいけないと思う。

アンケートは、確かに数値が出るので安心できる結果にはなるが
それ以上に、だれのためのサービスかを考えて
その誰かが、何を思っているかということを
きちんとヒアリングしなくてはいけない、と思う。

私自身も、年間、何百人とシニア層と喋っているが
話す度に発見がある。

シニア層の中の、何がハードルなのか、
そのハードルは、何でできているのか
そのために、どう階段を設置すればいいのか
その答えは本人の中にしかない。

シニアマーケットをお考えの方は、その点を留意した方がいい。


【シニア関連ニュース】2012年2月20日

2012年2月20日   by tomoko シニア関連ニュース

「高齢者」=「弱者」か、ということを最近考えます。

年配の方が新しいことをはじめたり、何か行動を起こすときには、本人の気持ちだけではない障害があります。

例えば、あなたが50代で、70代後半の親御さんがいるとします。
78歳のお父さんがパソコン教室に通いたいと言い出したら、あなたはどうしますか?

「お金の無駄だからやめろ」
「やりたいことがあるなら俺がやってやるのに」
「どうせ覚えられないだろう」
「面倒ごとが増えそう」
「インターネットなんてやってだまされるんじゃないか」・・・

そんな風に考えて、行動を制限しようとしませんか?
パソコン教室に限らず、どんなサービスでも製品でも、年配の人が新しいものごとに触れることに抵抗があるのはむしろ若い家族の側である、と感じることがあります。

反対に、65歳以上の場合に家族の同意を求める商品やサービス(サービスの側で制限をかけている)も増えました。
「高齢者」の定義は便宜上65歳以上となっていますが、65歳なんて、おじいちゃんおばあちゃんではありません。「おにいさまおねえさま」です。
だまして買わせようとする人のせいで、興味があっても世界が広がりにくくなる……うぅ~ん。これでは人は早くボケる!

そんなことを考えていたら今日のニュース。
77歳で冒険「すごい」/豊岡で生中継 @朝日新聞 2012/2/17

77歳で8度目のヨット単独世界一周と、年齢も回数も世界一の偉業を達成した海洋冒険家の斉藤実さん(78)=東京都=が16日、第16回の植村直己冒険賞に選ばれた。

斉藤さんは例外だよ! うちのおじいちゃんはこんなに元気じゃない! と言うのは簡単です。
でも、必要以上に「高齢者」を過保護に考えていないか、一度立ち止まってきちんと考えてみたいですね。

最近のシニア関連ニュース

Facebook の積極的な活用は中高年層が中心か―ニフティとコムニコが Facebook 利用調査を実施
@インターネットコム 2012/2/14

コムニコは2012年2月13日、ニフティと共同で実施した Facebook 利用状況調査結果を発表した。同調査により Facebook を積極的に活用しているのは40代、50代の中高年層で、インターネット上の知り合いとのコミュニケーションや、企業・ブランドの Facebook ページを利用した情報収集に活用していることが分かった

バブル~団塊世代のスタンダード!? “見た目も中身も”アンチエイジングの謎
@ダイヤモンド・オンライン 2012/2/14

調査では、40~60代に「言われてうれしい言葉」を聞いた。男女ともにトップだったのは、「若々しい」で、「センスがいい」「自然体だ」「バランス・調和のとれた」が続く。最も人気がなかったのは「成熟した」。「こだわりがある」「男らしい/女らしい」「自由な」「個性的な」なども票を集めなかった。

「ネット利用したくない」半数 県内シニア層-熊本のニュース│ くまにちコム
@くまにちコム 2012/2/16

同研究所は「ネットを駆使するシニア層は大都市圏に多く、地方ではまだ見えにくい。県内では現状の情報源に満足している人もおり、多様化するシニアの動向を踏まえた情報発信法やサービス提供が商機を生む」としている。


シニアを引きつける!購買意欲を高めるキャンペーンサイトの黄金パターン

2012年2月17日   by stj064 コラム | Tag: ,,,,

シニア層、中高年に人気の健康食品、『セサミン』『皇潤』『グルコサミン』。
皆さん、ご購入されたことはありませんか?

今回、社内でシニア向けのキャンペーンサイトを設計することになり、
この大人気商品のサイトをベンチマークしていました。

どれも縦に非常に長い、いわゆる「楽天メソッド」的なデザインですが、
よく見ると、コンテンツの構成に共通したあるパターンを見つけることができました。

ユーザーの購買意欲を高めるこの黄金パターン、
後述する標準的なコンテンツエリア比率と共に、
今後のキャンペーンサイトデザインの参考にしていただけたらと思います。

 

今回チェックしたサイト


サントリー『セサミン』:ページ長さ4880px



エバーライフ『皇潤』:ページ長さ9122px



大正製薬『グルコサミン』:ページ長さ11167px

 

不安をあおる⇒買うべき理由⇒商品特徴の紹介⇒ユーザの声

結論から言うと、3つのサイトとも、
このストーリーが綺麗に織り込まれていました。

不安をあおる: 「最近、こんな困った症状はないですか?」
買うべき理由: 「その症状を治すためには、こんな栄養が必要です」
商品特徴の紹介: 「この商品は、その栄養がたくさん摂れるんです!」
ユーザーの声: 「私も使ってます!こんなに元気になりました」

各サイトにストーリーを割り当てた図はこちら。

 

その後、各エリアの縦方向のピクセル数を記録し、
全体に対する割合を集計したのが下記の表とグラフになります。



どうでしょう?なかなか綺麗な結果になったと思いませんか?

 

「黄金パターン」を使ってシニアの心をつかむ

今回得られた「購買意欲を高める黄金パターン」とその比率はこちらです。

  • メインビジュアル:1割
  • 不安をあおる:1割
  • 買うべき理由を述べる:1割
  • 商品の特徴アピール:2割
  • ユーザーの声:2割
  • 購入スペース:2割

各サイト、詳細な割合は違うものの、おおよそ似た傾向が見られました。

私たちが通常デザインしようとすると、メインビジュアルのあと、
すぐに商品やサービスの説明に入ってしまいがちですが、
うまく購買意欲を高めるためには
ユーザーの“気持ちをデザイン”することが大切になってきます。

この黄金パターンを見て、『進研ゼミ』の漫画も似ているなと思いました。
昔から人を惹きつけるストーリーは変わらないんですね…。

【画像あり】やったー進研ゼミから漫画が届いたよーwwwwwww|キニ速
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3285312.html

キャンペーンサイトのデザインに迷った時は、
この「黄金パターン」を使ってシニアの心を“グッ”とつかんでしまいましょう!

 

マミオンではシニアにグッとくるサイト設計のお手伝いをしています。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。


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