人は、日々、色々な決断に迫られている。

小さな所では、
ドラッグストアに行ってどの歯磨き粉を買うか。
今日の夕食を何にするのか、冷蔵庫の在庫との兼ね合いは。
コンビニでどのビールを買うか。
いくつも並んでいるキャベツ、どれを選ぶか。

色々な決断が、日常にあふれている。

決断すると言う事は、意外と体力が必要である。
体力があって、気持ちがしっかりしていないと
きちんとした決断というのはなかなか難しいものなのだ。

シニア層になると体力の低下と共に、決断力が落ちていく

シニア層になると、全体的な体力が落ちていく上に
街中にあふれる情報の量に気疲れしてしまう傾向があり
若い人以上に決断に体力が必要になり
決断することが億劫になる。

いわゆる、老化によって決断力が落ちると言われる所以である。

日常的に決断しなくてはいけないことも多いので
決断をしなくていいところでは、なるべく体力を温存したい。
つまり、あまり「決断」に迫られたくない。

その為に、決断体力を使わせない、
決断プレッシャーを与えないことが
シニア向けビジネスに必要になってくる。

シニア層に決断を求めすぎない

シニア層は口コミ(井戸端会議)が強い、というが
「○○さんが言っていたから」という台詞は
決断プレッシャーからの解放でもあるのだ。

比較、「正しい商品の選択」、全ては決断が必要だ。
しかし、できる限り決断をし続けたくない。疲れるから。

とある商品があり、
パッケージをカッコイイものから
効能が解りやすいものに変えた瞬間売上が上がったというような
話しを聞いた。

シニア向けビジネスを考えるときには

サービスや商品のコンセプトを、
とにかく「決断」を迫らない・求めすぎないものにする。

さらに、解りやすいパッケージや、
考えなくても効能が解るようなキャッチコピー・販促が必要だ。

良いものだから、消費者が考えて手に取ってくれるだろうという
願望はもう捨てよう。
シニア層だから、目が肥えているという希望も捨てよう。

決断に疲れているシニア層に
決断プレッシャーを与えない。

それは、サービスや商品の提供者だけでなく、
ECサイトも、企業サイトも
シニア層消費者の疲れを加速させるような提示をしてはいけない、と思う。

シニア層向け出すにはにどうすればいい?
そんなシニアビジネスやシニア向けウェブサイトのご相談はお気軽にどうぞ。(クリックするという、決断はお早めに!(笑))

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