~「再定年退職」の始まりで消費行動が大きく変化~

団塊世代の再雇用就職のピークは2007年。
2012年はいよいよ「再定年退職」がはじまり、
シニア層の消費行動が大きく変わることが予測されます。

2012年、シニアはどう変わる?

シニア層の起業

再定年退職後、体力とノウハウのあるシニア層による
プチ起業が増加することが予測されます。

ネットを使うシニア層が普通になる

【デジタルシニア】などというと、
いかにも「ITを駆使してます」というイメージになりますが、
それは間違っています。

これは、「車に乗る人が増える」位の軽さで考えてください。
車マニアが増えて、車を使っていろいろなことができる…というより、
車に乗れるようになった人が多いので、情報収集の方法が以前よりも広くなった、
ということになります。

自ら情報の海に飛び込むにはネットは広すぎます。
生活情報インフラとして、
【テレビ+新聞+雑誌】に【+ネット】となった位の期待値で
考えていきたいところです。

ただし、ウェブの見せ方はシニア対応が必要となります。

新しい社会に足を踏み入れる

会社という枠組みがなくなるため、自ら努力しないと
社会性をどんどん失っていくことになります。
そのため、新しい社会に足を踏み入れる努力をする機会が増えていきます。
起業もその一環です。

2012年のシニア向けサービスとは?

シニア層の変化を踏まえ、2012年には以下のようなサービスが
シニアに人気が出ると予測しています。

費用対時間がよいサービス

起業する方とはまた別に、のほほん組(週に2日くらい働いて、
あとは健康な限り遊びたい組)も増加します。

もちろん、お金は有限ですので、
少ない費用で長く遊べるサービスが人気になります。

継続できるサービス

趣味を持とうと考えたシニアは、

・新しいおけいこを始めたが続かない、
・すぐに辞めてしまう、
・自分には合わないと感じた、など、

継続のモチベーションを維持することが難しい、という場合が多々あります。

シニア向けのサービスを始めるときには、
いかに「継続」をしていただくかが肝になります。

サービス提供者が継続していただくための仕掛けを作る必要があります。

継続する努力・工夫を「シニア自身に求めてはいけません。」

彼らはすぐにほかのサービスを選ぶことができます。
サービスは星の数ほどありますからね。

継続をしていただくためには、

・難しすぎない、
・仲間外れ感がない、
・劣等感を感じない、
・成長を感じられる、
・プチ成功体験を積める、など、

サービス提供者側が継続を意識したサービスを提供していく必要があります。
団体で行うものであればいかに同質の人を集客するか、
お互い仲良くしていただく仕組みを作るか…などですね。

夢を持てるサービス

趣味と実益をリンクできるノウハウ系サービスの人気が出るでしょう。
これは比較的短期間×高額サービスとなるでしょう。

他人とのかかわりを自然に作れるサービス

人は社会との関連、社会からの承認によって「楽しい」と感じる傾向があります。

承認される自分をイメージできるサービス、
他人とのかかわりに希望が持てて、その希望を裏切らないサービスの
人気が出ます。

寂しさを埋めるサービス

加齢により体力が落ちていくと、心に隙間風が吹きます。

毎日決まって出ていく場所がなく(出かけるためには理由が必要なのです)、
体力的にもなんとなく億劫になってしまい、
寂しさを紛らわすのが下手になっていきます。

その寂しさを努力せずに埋められるサービスも、
2012年からどんどん必要とされていくでしょう。

今年は今までになく、シニアビジネスが楽しくなるでしょう。
マミオンでは、子どもたちが、シニア層を見て
「ああいう大人になりたいな」と思えるような、大人生活を楽しめるサービスを
どんどん手伝ってまいります!

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