
「ダブルクリックって難しいね、途中で動いちゃってダメだよ」
「先生、メニューが出てこないんだけど何で?」
「何もしてないのに、急に文字が消えた…もうイヤだ、はぁ…」
高田馬場のパソコン教室では、日常茶飯事のこういったトラブルたち。
普段からここにいると、つくづくパソコンというのは“不自然”なものだな、と思います。
パソコンに詳しい人からすると、「何もしてないのに」はありえないんです。
ゼッタイに何かしているはず。
しかし、さまざまな要因で、人は正しい対処ができなくなります。
加齢のために動かしにくくなった手先、
小さなボタンやカーソルが判別しにくくなった視力、
そもそもファイルやフォルダという概念への苦手意識、等々。
シニアだけではなく、パソコンを習い始めたばかりの人も同様です。
こういった方々は、ただパソコンが苦手だというのではなく、
おそらく『日本で一番厳しいユーザー』なのだと思います。
そして、毎日こうした事例を見ている私たちは、
「本当に使いやすいものとは?」と禅問答のように常に考え続けています。
あなたのサービスも、こうなっていませんか?

「飛行機のチケットをパソコンで取ろうと思ったんだけど、やっぱり駄目みたい。代わりにやってくれる?」
いつも通われている70代のシニア女性の方。
最近はこうしたお願いもよく受けます。
教室のパソコンで改めてチャレンジしてもらう様子を、
後ろから観察してみました。
まずチケットの選択時に、安いから、と会員限定のものを選択していました。
すぐ近くに説明文が書いてあるのにもかかわらず、です。
次に、便を変更する際に、ブラウザの戻るボタンで戻ったため、
往路だけ二重に予約してしまいました。
最終的には、メールアドレスを入力する際に、覚えていなかったのでそこで断念。
「シニア層もインターネットを使う人が増えている」とは言われるものの、
リアルな現場では、まだまだこんなことが起こっているのです。
高齢者人口は、いわゆる「団塊の世代」が65歳となる
平成27(2015)年には3,000万人を超えると言われています。
あなたのサイトやアプリは、この大きなターゲットに対して準備ができているでしょうか?
自分たちでユーザーテストを行うのも非常に大切ですが、
こうした環境で10年にわたる気付きを積み上げ、
コラムやガイドラインとして体系化し発信を続けてきたのがマミオンです。
「パソコンのおかげで毎日便利になったよ」「楽しくなったよ」
私たちはそういうシニアの方を、もっともっと増やしたいと思っています。
あなたのサービスも、その仲間に入りませんか?
