都道府県の指標2009 人口の年齢別構成比 その1

人口の年齢別構成比年齢別の人口の割合は、年少人口・老齢人口・生産年齢人口の割合とにわけられた。年少人口の割合年少人口は15歳未満の人口である。日本地図の色は、標本全体を6つのレベルに区切って塗り分けた。標本の上位16.7%に入る県は赤、上位33.4%~16.7%に入る県は橙…となり、逆に下位16.7%に入る県は紫、下位33.4%~16.7%に入る県は青…となっている。これはこのページの全てのグラフに共通である。

塗り分け閾値
紫~青 青~緑 緑~黄緑 黄緑~橙 橙~赤
13.1 13.4 13.8 13.9 14.0

年少人口の割合は、まるで冬の日の冷え込みを表すかのように、北日本での小ささが目立つ。それに対して、南東北・北関東から中部地方・近畿地方がまで、帯のように年少人口割合の高い地域が連なっている。九州は全体的に年少人口割合が高い様子も見て取れる。しかし、数値的にみると、平均値は13.7%、標準偏差は0.9と小さいためそれほど全国的な差異がそれほどあるようには見えない。三年連続でトップの沖縄県だけが18.1%で飛びぬけている。ただし、その沖縄も2000年の20.0%から減少を続けている。ちなみに沖縄県を抜いた場合の平均値は13.6%、標準偏差は0.7となる。二位の滋賀県は15.4%であった。三年連続で東京の11.7%が最下位、それに秋田県が11.8%と肉薄している。生産年齢人口の割合生産年齢人口は15~64歳の人口である。

塗り分け閾値
紫~青 青~緑 緑~黄緑 黄緑~橙 橙~赤
61.2 61.7 62.9 64.5 65.5

生産年齢人口の割合が高いのは首都圏や中京都市圏、京阪神であった。そしてその他に、地方中枢都市を持つ自治体での高さがうかがわれた。また、生産年齢人口の割合では滋賀県での高さが目立った。滋賀県は上述の年少人口割合では沖縄についで2位であった。滋賀県は次の「老年人口割合」でも低い値となっており、地方のなかでは高齢化が比較的緩やかで、数少ない人口増加県となっている(平成20年に140万人を超え、現在都道府県ランキング29位)。大阪都市圏のベッドタウンとして機能していることがその人口増加要因の一つである。生産年齢人口割合の全国平均は63.3%で、標準偏差は2.3となった。年少人口割合よりもばらつきは大きい。1位は東京都で68.6%。また、周辺の千葉、埼玉、神奈川県はすべて67.0%を超えている。最下位は島根県で58.9%であった。老年人口の割合老年人口とは、65歳以上の人口である。

塗り分け閾値
紫~青 青~緑 緑~黄緑 黄緑~橙 橙~赤
20.5 21.9 23.6 24.7 25.5

老年人口の割合は、上の生産年齢人口の割合の色分け地図と比較してみると、ほとんどの県が逆の色に染まったようになる。老年人口の割合は、最高が島根県の28.2%、2位が秋田県の28.0%、3位高知県27.2%。最低が沖縄県の16.9%、それに埼玉・神奈川・愛知が18%台で続いている。全国平均は23.1%、標準偏差は2.7となった。これは年少人口・生産年齢人口よりも老年人口の割合の地域ごとのばらつきが大きいということになる。(上のすべての日本地図の作成には、群馬大学社会情報学部の青木繁伸先生が提供してくださっている統計解析ソフトR用の関数を使用させて頂きました。)データソース:総務省統計局の社会生活統計指標-都道府県の指標-2009 Excel表3