シニア層の年齢階級・傷病別の国民医療費比較

増加する国民医療費平成18年度の国民医療費は33兆1276億円、一人当たりは25万9300円となった。国民医療費の国民所得に対する比率は8.88%となった。2025年の国民医療費は、政府試算によると69兆円、日本医師会の試算では49兆円となっている(2006年)。平成元年から10年ころまでの前年比伸び率は5%前後と大きいが、ここ5年ほどの1~2%に落ち着いている所を見ると、増加は頭打ちなのではないかとも見れる。国民医療費の定義って?「国民医療費とは、当該年度内の医療機関等における傷病の治療に要する費用を推計したものです。 国民医療費には、健康保険が適用された医療費以外に、生活保護等の公費負担医療、労働者災害補償保険、医療費の全額を患者が支払う全額自費診療等も含まれています。つまり、国民医療費とは、国民が1年間に使った医療費の合計(自己負担分以外を含む)をあらわしています。」引用:国民医療費PukiWiki Plus!ただし、国民医療費の範囲は傷病の治療費に限られているため、(1)正常な妊娠や分娩等に要する費用(2)健康の維持・増進を目的とした健康診断・予防接種等に要する費用、(3)固定した身体障害のために必要とする義眼や義肢等の費用は含んでいない。また、患者が負担する入院時室料差額分、歯科差額分等の費用は計上していない。年齢階級と傷病別の国民医療費年齢階級別のグラフを見ると、65歳以上の国民医療費が半分以上を占めていることがわかる。また、一般傷病別の医療費は、65歳未満と65歳以上を比較すると、循環器系の疾患の割合が格段に増えている。心臓や血管の病気は循環器系疾患と呼ばれ、高齢になるにつれて増加する。その原因として、動脈硬化が関与していることが多く、そして動脈硬化の原因としては生活習慣病や喫煙の関与が考えられる。また、高齢化によって軽微な外力によるケガの増加も、医療費の増加を後押ししているだろう。参考:制度区分別・財源別・診療種類別の国民医療費ソース:厚労省平成18年度国民医療費の状況