シニアの体力・運動能力

日常生活と体力男女ともに年齢を重ねるにつれだんだんと体力が落ちる。男女間で体力の低下率には、あまり差は見られなかった。「休まないでどれくらい歩けるか」の問いに対しては男性ではどの年齢層でも「1時間以上」という回答が最も多く、45~65%ほどを占めていた。女性のほうでは男性に比べて体力の低下が大きい。75歳以上で1時間以上歩けると答えた人は27.4%にとどまり、5~10分程度と答えた人が14%と大幅に増えた。階段を昇ることに関しても、やはり女性のほうが体力の衰えが大きく出ている。手すりや壁につかまらないと昇れないと答えた人は70~74歳で7.7%だったのが75歳以上では17%に及ぶ。また、さっさと楽に上れる人と答えた人は、70~74歳で42%だったのが75歳以上では25%にまで下がった。これらのグラフを見るに、男女ともにシニア層における大きな体力低下はだいたい75歳前後で起こるのであろう。体力年齢と暦年齢以下のグラフは、厚生労働省の体力運動能力調査の結果から判明した、体力年齢と暦年齢の比較結果である。年齢を重ねるにつれて確かに体力は衰える。その様子がグラフに顕著に表れている。体力年齢が暦年齢を超える人の割合が、高齢になるにつれて減っている。しかしその後、体力年齢>暦年齢を超える人の割合は増加に転じる。最終的にはその割合は、体力年齢<暦年齢の人の割合を超える。レジャーとして歩いたり、退職して余った時間を運動に充てたりする人が多くなるからだろうか。ソース:文部科学省 平成18年度体力運動能力調査