高齢化社会のインターネット

2007年、団塊の世代が定年を迎え、日本の1/4は60歳以上となる。そんな中、さまざまなサービスは高齢者を無視して運営できなくなる。ウェブもまた然り。しかし、すべての中高年(高齢者ではない)がインターネットを思うように操れるか、ストレスなく利用できるかといえば、利用できるウェブサイトは全体の1割にも見たない。中高年・高齢者向けのウェブユーザビリティというと、障害者や要介護者とまとめられがちだが、実際問題まとめることはナンセンスである。当社ではシニア・シルバー層に特化したウェブユーザビリティを研究しているが、通常のウェブサイトを大きく変える必要はない。また、無理に文字を大きくする必要もない。高齢者のために新しくウェブサイトを作りかえる必要もない。ただ、ちょっと使いやすく気を使うだけだ。若い人は不満足ではあっても、色々ウェブサイトを探索する勇気を持っているが、これが中高年・高齢者となるにしたがってウェブサイトでの冒険をできなくなる。つまり、若い時代には一人で旅行にいけた人が、中高年になるにしたがってツアー旅行を好む図式と一緒である。たとえば非常に簡単な話、ウェブサイトで利用されている言葉を少し変更するということが挙げられる。そんなこともウェブユーザビリティを向上させる第一歩だ。当社ではウェブサイトが中高年でも利用できるかどうかのチェックなども行っている。是非、中高年市場を狙っている人は利用していただきたい。