2004年1月31日に開催した渋谷区恵比寿の社会教育館 IT講習会に参加した20名の中高年に対して、インターネットの利用状況についてアンケートを実施した。(有効回答数17、内、男性9、女性6、無回答2)

まず、回答者の属性として、平均年齢66.2歳、ほとんどパソコンを使えない方を対象とした講座であったが、パソコン保持率は64%にのぼった。
持ってはいるものの、使い方がわからないことが普及のネックになっていると共に、シニア層の潜在需要の大きさが伺える。今回講習会の定員は20名だったにもかかわらず120名弱の応募があったことからもシニア層のネットユーザーは今後増え続けることが予想される。

<年齢構成比>・・・55歳以上のアクティブシニア・シルバー層が97%

<パソコン保持率>・・・「全くの初心者」講座だが、保有率は64%。

ワンタッチボタンなどがついている初心者向けのパソコンは増えたものの、やはり「機能が色々ついている」のが中高年をパソコン操作へ一歩踏み切るためのネックとなっている。また、解らないときに本を読んでも、本に書いてある意味が解らないという「超」初心者層は多い。
このような超初心者は非常に努力家であるが、段階を追って教えられていないために、
どこから手をつけていいのか解らないという状況になっている。

そのほか、インターネットで知りたい情報について聞いたところ、以前当校の生徒さんにアンケートしたものとほぼ同じ回答を得た。
やはり旅行がダントツ一位。シニアの旅行サイト利用率は今後高まるばかりと考えられる。

アクティブシニア・シルバーがストレス無くウェブサイトを利用できるユーザビリティを

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