使っちゃいけないNGワード

そもそも、英語を使うことは、ぜーんぜんかっこよくないのです。

すっごい苦手な人がいます。そういう場合どうしますか?見ていて、その人のことを考えていると頭が痛くなる場合。
無視します。そうです。考えなければいいのです。

トップ、サイトマップ、My○×、セキュリティポリシー、プライバシーポリシー。ウェブの世界にはたくさんのカタカナがちりばめられています。
「私はカタカナが苦手で」というシニア・シルバー層、若手だって多い!

例)笑い事ではありません→お薦め メーラーだえもんさん

かくいう私も、インターネット関連会社に就職したてのとき、周りで飛び交うカタカナ・インターネット用語に、辞書を買いました。周りで使っているのが格好よく見えてがんばってお勉強しましたが、言われていることを自分の言葉に一度置き換えないとその意味が理解できないということはよくありました。

しかし実際パソコン教室でそんな言葉を使ったら吊るされます。確実に。
そういう言葉をやさしく噛み砕くのは私たちの仕事でもあるのですが・・・今のウェブサイトは余りにも解りにくい言葉がちりばめられすぎ!!!

「さるでも解るインターネット用語辞典!」が売れているのも、皆が悩んでいる証拠です。英語を使うことは全くかっこいいことではないし、そう、その言葉たちは無視されます。

なので、英語をウェブサイトに散らばしているということは、半分は情報として認識されていないということです。

私たちはこの言葉たちを「NGワード」と呼び、ウェブサイトをチェックしております。
理解されにくいカタカナ インターネット用語ベスト10 質問が多い順に並べました。

順位 言葉 コメント
1 ダウンロード インターネットを使っていれば必ず出会う言葉。最近ではTV・雑誌で当たり前のように使われて、とても気になってはいます。しかし、その意味は知りません。
2 アクセス 「アクセスしてください」なんて言われただけでは「勝手にしてください」と言われたのと一緒。ちゃんと目的の場所に連れて行ってください。
3 バージョン パソコンの違いはメーカーの違い。そんな人に「OSのバージョン」と言っても理解できません。「Windows98」「WindowsXP」というように具体的に言うとわかるようです。
4 カテゴリ ネットショップでほしい物が見つかっても「商品カテゴリ」と書いてあると、何か別の物のような気がして尻込みしてしまう、なんてもこともあります。
5 クイックリンク(クイック検索) リンクという言葉はわかっても、「クイック」がついた瞬間まったくわからなくなるようです。
6 FAQ Q&Aなら理解できても、FAQは未知の世界。FAQの一番目に「FAQって何ですか?」という質問を載せても、誰も見られませんのでご注意を。
7 GO 「GO」=「行く」という意味はわかっても、インターネットで使われていると理解ができません。検索ボックスに言葉を入力して、、、その後自主的に「GO」ボタンをクリックする人はまれです。
8 サーチ 「今日はデパートで靴をサーチする」とは言わないでしょう。クリックすると異次元に連れていかれるような気がする。カタカナにはそんな威力があるのです。
9 コミュニティ 何となくそこに書いてあることはおもしろそうだけど、コミュニティという言葉がわからないから、クリックするのをあきらめる人は多いです。
10 オンライン インターネット、ホームページ、メールなどなど、これらの違いを明確に理解できている人は少ないです。だから、オンラインもオフラインも。。。

さて、私たちは現在、旅行業界のウェブサイトをシニアの視点でチェックしています(11月下旬発表)。各サイトからランダムで3ページを選び出し、その中からNGワードとして認定された言葉50をカウントしました。

■旅行業界ウェブサイトに出てくるよく解らない言葉トップ10

言葉 出没回数 コメント
トップ、トップページ、TOP 29 シニアの人は空間能力がないのですが・・・何に対するトップなのだか説明が欲しいところです。トップってことは一番のページ?という質問も。特にページ内リンクは最悪ですね。トップといわれても、何がなんだか。
サイトマップ 14 全くお手上げ、理解できません。URLだと思っている方もちらほら。
オンライン 11 ラインがオンをしているというのはどういうことだろう、うちはオンラインなの?オフラインなの?そんな質問をよく受けます
HOME(ホーム) 9 ブラウザのHOMEと違いが理解できません。
プライバシ-ポリシー 9 大切なことですが、なにがポリシーなんだかよく解っていません。たまにポリシーとポリスを間違えて、プライバシーの交番と訳される方もいらっしゃいます。もし、大切さを伝えたいのなら、「情報は漏洩しません」と一言入れるべき。
IE(アイ・イー) 8 IE5.5以上といわれても・・・IEってなんですか。ブラウザにIE以外ないと思っている方が大半の中で、これが書いてあるだけで大混乱する方は多し!
インフォメイション、インフォ 8 大切なお知らせが「インフォ」に書かれていても、シニアがそれを読むことはないでしょう。伝えたいことは、伝わるように書いてくださいね。
マイ〇〇 8 マイスウィートハニー。・・・マイ。ってことは、私のってことよね。私の○×って・・・なぁに?自分のため。というのは余り考えていません。
パスワード 7 暗証番号のことです。と、いつも説明しています。ついでに「アカウント、ID」という言葉も苦手です。「開けゴマ!」がパスワード。通常使っているのに理解されにくい言葉であります。いや、通常使っているのはウェブだけ?
メルマガ 6 メルマガ登録はこちらから!メールマガジンといえばわかるのに、「メルマガ」と出てしまうと・・・???となってしまいます

これらの言葉はシニア層を悩ますだけではありません。その言葉で引っかかってストレスを感じてそのサイトを「難しい」と判断し、来なくなるかもしくは読み飛ばしてしまうだけです。伝わらない言葉、使っていませんか?

そこでNGワードがたくさん出没したウェブサイトトップ3の発表です!

日本旅行 29
ジパング倶楽部(JR西日本) 22
JTB 19

英語を使うことは、決して格好よくない。
以前、ネットバブルのころに略語を使いまくっていた時代、誰があれをストレスなく理解できるのかは謎です。
もし、あなたが、消費者に受け入れて欲しいと思うなら、NGワードは使う勿れ!